★サルでも出来るシュノーケリング講座
Lesson2. マスク編
1.マスクを付ける
 新しいマスクはガラスの両面を石鹸液などできれいに洗っておく。
 マスクストラップも適当な長さに調節しておく。

 1. 右手(利き手)を開いて、親指以外の指をくっつけたロボットの手のような形を作る。

 2. 左手でマスクストラップを持ち、上の形にした右手の親指と人差し指の上にかける。

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  (腕に近い方にストラップをかけると、ストラップを頭にかけたあとで
   右手が抜けにくくなってしまいます。)

 3. 指にかかったストラップがずれないようにしながら、
   右手の親指から人差し指をおでこにあてて、髪の毛を持ちあげる

 4. 左手でマスクを持ち、顔にフィットさせる。

 5. 左手でマスクがずれないように押さえながら、右手を頭の後ろへ廻してストラップを
   頭にかける。髪の毛を一本挟んでしまっただけで、水が入ってきてしまうことがあるので、
   髪の毛の長い女の子は、水泳用の帽子を被るか、ゴムで髪を結わえるのがベスト。

 ★額やこめかみの部分、要するに顔周りの髪の毛をいかに避けるかがポイントです。


2.マスクの曇り止め
 
一般には曇り止めが市販されていますが、
 つばをマスクの内側に吐いて指でこすりつけてから海水で軽く流すのも
 海草などをこすりつけるのも効果があります。

3.マスククリア(マスククリアを練習するのはかなり潜れるようになってからで良い)
  マスク内に入った海水を、鼻から息を出してマスク外に排出する事です。
  マスクがずれて海水が入ってきた時や、マスクのレンズが曇った時にマスク内に少々海水を入れて
  レンズの曇りをとった後、その海水を再びマスク外に排出する場合に使います。

  1. マスク上部(額のあたり)のフレームを片手で軽く押さえながら、
    息を鼻からゆっくり息を吐く。
  2. 息を吐きながら顔を後ろにのけぞるようにする(水平方向か、やや上に向ける)。

 そうすればマスク内の海水はマスク下部のスカートから空気とともに出ていきます。
 この時、シュノーケルに水が入りやすくなるので注意して下さい。

★一般の方は、立ち泳ぎをしたり、救命胴衣の浮力を借りて一度マスクの鼻部分を外す方が楽ちんです。
 自分の立てる場所(岩珊瑚の上など)をチェックしながら泳ぐ事もお薦めいたします。