シュノーケリング講座・Lesson1
- ▶Lesson1 シュノーケル編
- ▼Lesson2 マスク編
- ▼Lesson3 さあ泳ごう編
- ▼Lesson4 上級者編
Lesson1 シュノーケル編
2.呼吸法
シュノーケルの呼吸に慣れてきたら、シュノーケルだけをつけてお風呂で試してみよう。
- シュノーケルの先端を水面から出し、鼻をつまんだ状態で目の下部分まで水に潜る。
- 水が入ってきてもいきなり飲んでしまわないようにゆっくり息を吸おう。
📝深呼吸のように気持ちゆっくり目に息を吸ったら、後は脱力で息を吐く。映画「スターウォーズ」のダースベイダーの呼吸音をイメージしてみてね。 - シュノーケルの中に水が入ってこないかを確認しよう。もし、水が入ってくるようなら、次の事をチェックしてね。
■マウスピースのチップ部分を歯で軽く噛んでいるか。
■口唇と歯茎の間にマウスピースが挟めているか。
逆にチップを強く噛みすぎてしまうと噛みすぎであごが痛くなったり、チップ部分を噛み切ってしまうので注意してね。
3.シュノーケルクリア(シュノーケルに突然水が入って来た時の対処)
息を強く吐いてシュノーケルの中に入ってくる水を外に出すシュノーケルクリアをマスターしておく必要があります。水の中で呼吸するのに慣れてきたら、お風呂の中でシュノーケルクリアの練習をしよう。
- シュノーケルの排水弁が水中に浸る程度に口から下のあたりまで水に浸る。
- シュノーケルの先端からわざと水を入れる。鼻で息をすると意味がないので、鼻は摘む事。
- 試しに少しだけ息をしてみる(水を気管や肺に入れないように注意)。
シュノーケリングの内部で「ジュルジュル」と音がして呼吸が困難になるのを確認する。 - 空気をプっと一息吹き込み、シュノーケル内の水を出す。
コツとしては口を少し細くとがらせたような形でマウスピースをくわえ、お腹に少し力を入れてプッと息を吐く。例えるならば吹き矢を吹く感じ。
吹き出しきれずに逆流してくる場合もあるので、舌でガードするなり、心の準備をしておく。
📝息を全部吐ききった状態で海水が入ってくると、むせたりして非常に苦しいですが、そんな時こそ慌てずに。
全く息の吸えない状態の時は、腹筋の力を使って水を出す事に専念し、少し息が出来る状態になったら、4を少しずつ繰り返すのがベスト。
最近人気のマスクと一体型のスノーケルは?
従来のスノーケルに比べ、鼻でも呼吸が出来るという利点はありますが、従来型に慣れてしまっている管理人のような人には、従来型と比べ水中での取り回しに慣れるのに時間が必要です。
スノーケルの口に咥えるシリコン部分が苦手という人や小さいお子様などには、こちらが良いかもしれません。
但し、ガラス面の左右側面に角度が付きすぎている物は左右が見えづらいので気をつけて下さい。
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★中級・上級編 水中に潜る時のシュノーケルの使い方
●スキンダイビング(潜る時)に多用するテクニック。
水中から浮上中、水面にたどり着くちょっと前(1m程度)から息を吐きだし始める。
水中でシュノーケル内の水が空気に置き換わっているので、水面に浮いた時点ではほとんどクリアをしなくて済む。
●潜ると同時にシュノーケルを外し、浮上してからくわえ直すテクニック
シュノーケルの取り扱いや水面での呼吸、立ち泳ぎなどに慣れていないとできないので、中級・上級者向け。しかし、シュノーケルが無い方がちゃんと口を閉じられるので、息こらえが長く続くというメリットがある。
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